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執筆者の写真元気牧師

8月26日(金)




【聖句】



(新約・2コリント1:9)



【黙想】


私たちの信仰は、

死者をも復活させてくださる神を頼りにすることだというのです。


そして私たちの信仰の成長とは、

死者をも復活させてくださる神を頼りにするようになることだ、というのです。


つくづく思います。

私たちは繰り返し繰り返し何度も

神様ではないものを頼りにしてしまう。


自分自身が頼りないものであると何度体験しても、

不思議なほどに、繰り返し繰り返し、

自分自身を頼りにしてしまう。

神を頼りにすることなく、

自分を頼りにするようになっていってしまうのです。


*  *  *


実家のトイレのドアに、

たしか、いわさきちひろさんの絵に

誰かの詩が添えられた、小さなカードが貼ってありました。


そこのカードには、

「素直になっているとき それは自分が伸びようとしている時です」

と記してありました。


なぜかよく覚えているのです。


この詩をもじって言いましょう。


「恐れているとき、それは自分に頼っているときです。」


神さまを信じます、

神さまを信頼します、と告白し、

神さま、お助け下さい、と祈っているとしても、

私たちは自分に頼っているから、恐れるのです。


ぜんぜん複雑なことじゃない。

単純明快なことです。


夜のガリラヤ湖。

主イエスの御声を聞いて舟をおり、

水の上を歩くペトロ。


主イエスの御声を聞き、

主イエスだけに目をとめていたときは

平安のうちに水の上を、不可能の海の上を、歩けたのです。


でも彼が「風と波」に目を移したとたん、

彼は恐れ、溺れそうになりました。



兄弟姉妹。

もし恐れの中にあるなら、

以下の祈りを、噛み締めるようにささげてください。



【小さな祈り】


主なる神様。

私はあなたの御言葉に心を向けていませんでした。

あなたにはすべてができるとこ、

あなたがどんな計画も成し遂げられる方であることを、

見失っていました。

私は自分自身を頼りにしています。

私は自分の知恵と力で乗り越えようとしています。

主よ!

どうか助けてください。

この苦しみが、この試練が、

あなたと出会うためのものであることを信じます。

自分を頼りにすることを手放し、

あなたを、死者をも復活させてくださるあなただけを頼りにする者に

私もなりたいのです。

あなたの約束だけを聞きます。

あなたの御姿だけを見ます。

そうすれば、私は、逆風吹きすさぶ夜の海の水の上ですら歩けるのです。

復活の主、今も生けるお方、

イエス・キリストの御名によって。

アーメン。


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