４月６日（土）

【聖句】

だれでもキリストのうちにあるなら、

その人は新しく造られた者です。

古いものは過ぎ去って、

見よ、すべてが新しくなりました。

（コリントの信徒への手紙二5章17節・新改訳）

【黙想】

お体のこと、ご家族のことで

長く礼拝に出席することができないでいるあるご婦人に

誕生カードを送りました。

お返事のお葉書に記されていた言葉が心に残りました。

　平静なときは有難く読ませていただくお葉書も、

　病に倒れた時や看病に疲れているときは

　いただくお言葉の一言一言に励まされ

　何度も何度も繰り返し読ませていただき

　感謝しております。

ことば。

それは本当に不思議なものだと思います。

きっと私たちの心の耳は普段、

「何ものか」によってふさがれているのです。

でも、何かが起こった時、

それこそ、苦しみや傷み、悲しみの出来事が起こった時、

私たちの心の耳をふさいでいた「何ものか」が剥がれ落ちて

たった一つの言葉が、

何度も聞いてきたはずの御言葉が、

すーっと心に落ちてくる。

きっと、御言葉が難しくてわから分からないのではないんです。

わたしたちの心の耳がふさがっているので

聞こえないのだと思います。

今日の聖句。

難しいですか。

難解で意味不明ですか。

ただただ、神さまの約束、イエスさまの恵みによって

私たちに与えられている真実を

そのまんま受け取ってほしい。

あなたが自分自身をどう思うかより大切なことがあるのです。

主があなたをどう思っておられるか。

神様があなたをどのようなものにしてくださっているか。

さあ、心を開いて、

何度も何度も読み返してください。

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