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執筆者の写真元気牧師

10月25日(火)




【聖句】


恐れるな。

私たちとともにいる者は、

彼らとともにいる者より多いのだから。


(旧約聖書・列王記下6章16節[新改訳])



【黙想】


アラムとイスラエルが戦っていた時のこと。

イスラエルの国は、神に選ばれた預言者エリシャの働きによって

幾度となく危機をまぬがれることができました。


敵国アラムの王は、あまりにもイスラエルがうまく立ち回るものですから、

自国にスパイがいるのではないかと疑心暗鬼。

心を乱しつつ調べをすすめると、

イスラエルには預言者エリシャがおり、

彼がイスラエル王に進言していることが分かったのです。


当然、アラムの王はエリシャを討とうと心に決め、

彼がドタンの町にいることがわかると、

軍馬、戦車、それに大軍をそこに差し向けたのです。


大軍は夜中のうちに到着。町を包囲しました。


エリシャの従者が朝早く起き外に出ると、

なんとそこには数えきれない数の軍馬や戦車が!


ガタガタと震えながら

ああ、御主人よ、どうすればいいのですか」とおびえる従者に、

エリシャはこう言いました。


恐れるな。
私たちとともにいる者は、
彼らとともにいる者より多いのだから。

エリシャは主に祈りました。

「主よ、彼の目を開いて見えるようにしてください。」


そして目が開かれた従者は、

おびただしい数の火の馬や御使いの戦車が山に満ちているのを見たのです!



兄弟姉妹、

このことから私たちはどのようなことを信仰の学びとすることができるでしょうか。


それは、私たちの目に見える状況がすべてではないということです。


目に映る光景は圧倒的に不利であり、

敵ばかりに囲まれてまるで望みのない状況であるとしても、

信仰の目でもって見るならば、

そんな私たちをおびただしい神の御使いが取り囲み、

神の御腕ががっちりと私たちを掴んで守っていてくださるのです。


私たちは目の前に敵が一人でもいると、

100人の味方よりもその一人に目と心を奪われ、

平安を失います。


ちいさな一円玉でも、

それを目の前にかざせば太陽だって覆い隠してしまうのです。


目の前の敵を見つめるのではなく、

味方に、それも最強の味方である神様に、目を注いでください。


難しいことをしなければならないわけではありません。

聖書を読み、讃美し、祈ることです。


さあ、歌いましょう。



【小さな祈り】


子どもも口ずさむ讃美歌でありながら、

信仰の神髄を言いあらわす讃美歌の歌詞を、

今日は信仰の祈りの言葉として味わってみましょう。


主われを愛す 主は強ければ

われ弱くとも 恐れはあらじ

わが主イエス わが主イエス

わが主イエス われを愛す


わが罪のため さかえをすてて 天よりくだり 十字架につけり わが主イエス わが主イエス わが主イエス われを愛す


みくにの門を ひらきてわれを 招きたまえリ いさみて昇らん わが主イエス わが主イエス わが主イエス われを愛す


わが君イエスよ われをきよめて よきはたらきを なさしめたまえ わが主イエス わが主イエス わが主イエス われを愛す

アーメン。



※公開が遅くなりました。ごめんなさい!


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