【聖句】
恐れるな、わたしはあなたを贖う。
あなたはわたしのもの。
わたしはあなたの名を呼ぶ。
(旧約聖書・イザヤ書43章1節)
【黙想】
「恐れるな!」と主は言われます。
全能の父なる神が、
「恐れるな!」「恐れなくともよい!」と言ってくださっている。
だから、よくよく考えたら、
本当に恐れる必要はどこにもないのです。
それ故、もし私たちが何かを恐れるなら、
それは、本来恐れるに足らないものを、
不必要に恐れているということになるのです。
恐れは繰り返し忍び寄ってくるでしょう。
でも「これは恐れる必要なのないものなんだ」ということを忘れてはなりません。
このことを忘れずにいることがまず第一。
そしてその次にすべきことはなんだろう・・?
ええと、、祈ることですか?とあなたは言うかもしれません。
もちろんそうです。
しかし実は、その前にもっとしなければならないことがあります。
それは、聖書を開くこと。
神が「恐れるな!」と言ってくださっている箇所を開くこと。
主イエスが「なぜ恐れるのか、信仰の薄い者よ!」と
おっしゃっておられる箇所を開くこと。
そしてそこを読むこと。
読むというのは、黙読ではダメ。
苦しいときや辛いとき、悲しいときこそ、
呟くようにでもいいから、「声に出して」聖書を読むこと。
「恐れるな。恐れてはならない。
恐れる必要はない。
なぜうなだれるのかわたしの魂よ、なぜうめくのか。
恐れるなわたしはあなたを贖う、
あなたは私のもの、わたしはあなたの名を呼ぶ・・」
こういう言葉を浴びること。
土砂降りの雨の中に飛び出していくように、
バケツをひっくり返したような御言葉の雨の中にしばしたたずむこと。
あれこれ多種多様の御言葉でなくてもよい。
一つの御言葉だけを浴び続けるのでもよい。
大切なことは、神が「恐れるな」とおっしゃっているのだということを
しっかり握りしめることだ。
そしてその次にすべきことは祈りですが、
たんなる祈りではありません。
信仰の告白を伴う祈りをするのです。
「恐れるな」とおっしゃる神の語りかけに対する応答の祈りです。
さあ、祈りましょう。
【小さな祈り】
主よ。
あなたは『恐れるな』とおっしゃいます。
わたしは今恐れていますが、
わたしは自分の感情に支配されるよりも、
あなたの御言葉に従順でありたいです。
それゆえ私は、
主の名によって宣言します。
私は恐れません。
わが魂よ、聞け。
主はこう言われる。
恐れるな、恐れることはない、
恐れる必要はない、
あなたはわたしのものだから、
だから、恐れるな。おびえるな。
主よ、わたしは恐れません。
恐れはわたしを支配することはできません。
主よ、わたしはあなたを信頼します。
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*あなたの言葉で祈りましょう。
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アーメン。
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