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執筆者の写真元気牧師

5月4日(木)



【聖句】


わたしたちのお仕えする神は、

その燃え盛る炉や

王様の手から

わたしたちを救うことができますし、

必ず救ってくださいます。


(旧約聖書・ダニエル書3章17節)



【黙想】


ネブカドネツァル王は、

バビロンに捕囚として

連行してきたユダの人々の中から、

宮廷につかえる才能のある若者を

選んで連れてこさせ、

バビロニア帝国に仕えさせようと

英才教育を施そうとしました。


その中にいた、

ダニエル、ハナンヤ、

ミシャエル、アザルヤの4名は

取り分け優秀であったようです。


しかし彼らは、

ただ優秀で才能のある若者たち、

というだけではありませんでした。


彼らがすぐれていたのは、

彼らが主を信頼しきっていたからです。


王が自身の建立した金の偶像を

拝むように命じたとき、

命令に背いた者は即刻

燃え盛る炉に投げ込むという

脅迫があったにもかかわらず

彼らは偶像礼拝を拒み、

こう言いました。


わたしたちのお仕えする神は、その燃え盛る炉や王様の手からわたしたちを救うことができますし、必ず救ってくださいます。そうでなくとも、御承知ください。わたしたちは王様の神々に仕えることも、お建てになった金の像を拝むことも、決していたしません。

彼らのこの言葉からは、

神に仕えてきた生活感、

その生活の中で身をもって

味わい知った神の愛と力、

そしてそうやって培われ、

築き上げてきた「信頼関係」が

滲み出ているのを感じます。


兄弟姉妹。

信仰の深まりには、

ある程度頭の知識、理解力、

お勉強も大切でしょう。


けれどもそれよりなにより

大切で欠かせないものは、

生活感のある信仰です。


そう、生活の中で

身をもって神を知ることです。



これと同じような音色の

使徒パウロの次の言葉が思い出されます。


わたしたちは耐えられないほどひどく圧迫されて、生きる望みさえ失ってしまいました。わたしたちとしては死の宣告を受けた思いでした。それで、自分を頼りにすることなく、死者を復活させてくださる神を頼りにするようになりました。 神は、これほど大きな死の危険からわたしたちを救ってくださったし、また救ってくださるとでしょう。これからも救ってくださるにちがいないと、わたしたちは神に希望をかけています。

「神は必ず救ってくださる」。


なんと眩しく、素晴らしい言葉でしょう。

信仰が深まるとは、

神様との関係が深められるとうこと。

私たちもこのように

まっすぐ告白することができますように・・。







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