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執筆者の写真元気牧師

1月22日(日)




【聖句】


あなたの天を、

あなたの指の業を

わたしは仰ぎます。

月も、星も、

あなたが配置なさったもの。


(旧約聖書・詩編8編4-5節)



【黙想】


 そのあなたが

 御心に留めてくださるとは

 人間は何ものなのでしょう。


詩編はこのように続きます。


詩編第8編からあふれ出ているのは、

礼拝のスケールの大きさです。


夜空を仰ぎ、

輝く月とまたたく星々とを

その御手によって配置なさったお方を思う。


そして、そのお方が御心に

とめてくださっている人間という存在に

思いを致す。


そこで驚きをもって、

「わたしは一体何者だろう!!」と

驚きをもって讃美の声をあげる。



御言葉を思い巡らしつつ、

わたしはこんな思いに至りました。



宇宙ロケットに乗って

木星に行っても、

銀河のかなたに行きつこうとも、

わたしたちはそこで、

地球の礼拝堂で礼拝したのと

同じ神様を礼拝するのだ、と。


宇宙のどこにあっても、

海の底、

地の底、

空の上、

宇宙空間、

いずこにあっても、

私たちは主なる神様を

礼拝するのです。


 あなたの天を、

 あなたの指の業を

 わたしは仰ぎます。

 月も、星も、

 あなたが配置なさったもの。

 そのあなたが

 御心に留めてくださるとは

 人間は何ものなのでしょう。

 人の子は何ものなのでしょう

 あなたが顧みてくださるとは。


火星の地表に偶像を据えても

真剣に拝もうとは

思わないでしょう。


月から青く光る

美しい地球を見つめながら

さあ占いをしよう、

さあ何かの呪文を唱えよう、

そんなことは思わないでしょう。


そのとき私たちは、

天地万物の造り主である

ただお一人の神を、

もしかしたら地球でそうする以上に

礼拝することになるのではないでしょうか。



兄弟姉妹、

神様の大きさ、

礼拝の大きさ、

祈りの大きさ、

讃美の大きさを、

見失わないようにしよう。


私たちは宇宙のかなたに

行きついたとしても、

その場所で、

主なる神を礼拝するのです。



【小さな祈り】


天の父よ。

あなたは私の父である

と同時に、

全世界をその御言葉によって

創造なさったお方でもあります。

世界のどこにあっても、

宇宙のどこにあっても、

私たちはあなたを礼拝するのです。

主よどうか、

あなたを小さな箱の中に、

あなたを小さな礼拝堂の中に

閉じ込めてしまうことがありませんように。

アブラハムがマムレの樫の木の

傍らで仰いだ天を、

ヤコブがヤボクの渡しのほとりで

見ていた星空を、

ダビデが王宮の屋上から

仰いだ月を、星を、思います。

わたしも、主よ、

冬の夜、あなたが配置なさった

星を仰ぎつつ、

主を礼拝することができますように。

*あなたの言葉で祈りましょう。


アーメン。








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